飛行機でマイルを貯めるには
マイルといったら、「飛行機に乗ってマイルを貯める!」 すでに常識になってますが、効率の良いマイルの貯め方をご存知ですか?今回は、効率の良い飛行機で貯めるANAマイルの貯め方を紹介致します!
積算対象
まず初めにマイルを貯める方は、飛行機に乗るだけでは貯める事ができません。マイルを貯めるにはANA mileage clubというマイレージ会員に加入する必要があります。会員登録だけなら10分程度で終わるので是非加入することをオススメ致します。
飛行機でマイルを貯める条件
- ANA mileage clubに加入している必要がある
- 本人名義の航空券でしかマイルは貯める事ができない
- マイルは予約時、搭乗時、搭乗後、お好きな時に貯める事ができる
これを踏まえた上で、これからフライトマイルの基礎から効率の良い貯め方まで紹介致します。
フライトマイル
フライトマイルとは、飛行機に搭乗してマイルを貯める事を言います。フライトマイルの仕組みはとても単純で、アメリカ等で使われる距離の単位マイル(mile)分がマイルというポイントとしてご自身のmileage clubに加算されます。
ここで具体的な例を挙げてみます。
以上が大体のマイル数となります。東京から沖縄の国内線のフライトでは、984マイル程 日本からハワイだったら3831マイル程貰えます。距離が遠ければ遠いほどマイルは多く、近ければ近いほどマイルは少ないです。とても単純で分かりやすいですよね。
しかし、そう簡単には行かないのがANAマイルです。ここで運賃別積算率というのが登場します。
運賃別積算率
運賃別積算率とは、簡単にいうと「定価で航空券を買った方には多くのマイルを、セールで航空券を買った方には少ししかあげないよ。」というものです。もっと簡単にいうと飛行機に乗った際、隣に座っている方とご自身のマイルの加算率は違うという事です。
運賃別積算率には、ちゃんとした計算式がありANAマイルではこのように定めています。
国内線のフライトの場合
国内線フライトマイル = ご搭乗の区間基本マイレージ × 運賃種別ごとの積算率
国際線のフライトの場合
国際線フライトマイル = ご搭乗の区間基本マイレージ × 予約クラスごとの積算率
国内線と国際線で若干違いますが、仕組みとしてはほぼ同じなので、どちらか1つの計算式を覚えて頂ければ大丈夫です。
ご搭乗の区間基本マイレージとは、距離の事を指します。距離はマイル(mile)の単位で、例えば東京からハワイまで3,831マイルあるので区間基本マイレージも3,831マイルです。要は、マイルの距離=区間基本マイレージと覚えて頂ければ大丈夫です。
ここで国内線も国際線も各クラス毎の積算率をかける事でご自身のフライトマイルを計算する事ができます。計算式の運賃種別ごとの積算率と予約クラスごとの積算率は、国内線、国際線別々で説明致します。
国内線 運賃種別ごとの積算率
国内線のフライトにはビジネスクラスやエコノミークラスといった席はありません。一部の路線には、プレミアムクラスといったビジネスクラスのような座席が用意された路線もありますが、ほとんどの座席は普通席です。そして国内線の航空券は頻繁にセールや割引がされています。そのため航空券によっては、マイルも減額され値段相応のマイル数にされてしまいます。
以下がマイレージチャートになります。
これ全てANAが提供している割引している航空券の名前です。
こう表にしてみると、果てしない数の航空券の種類がありますよね笑。そしてそれぞれの航空券の種類を運賃種別と言います。
左側に書いてあるパーセンテージの数字はマイルに対する積算率で、距離÷積算率で貰えるマイルが決まります。
こちらは公式サイトに表があるのでご覧ください。
ANA 国内線の路線は膨大にあるので、代表的な東京 羽田空港-大阪 関西国際空港で考えてみると
羽田空港から関西国際空港までの距離は280マイルあり、100%貰えるのであれば280マイル貰えます。しかし割引価格で購入された航空券、例えば25歳以下なら割引で乗れる事ができる航空券(スマートU25)を購入された場合は280マイルの50% 140マイルしかもらう事ができません。
国際線 予約クラスごとの積算率
国際線のマイル積算率は、国内線と比べると単純で分かりやすいので、ご安心ください。
国際線の積算率の表は以下の表になります。
国内線と比べてアルファベット1文字のみなので一見分かりづらいと思いますが、こちらのアルファベットは航空券にデカデカと記載されています。なのであまり暗記する必要もなく、予約時や搭乗時に航空券を確認して頂ければ大丈夫です。
ビジネスクラスやファーストクラスに搭乗する場合、表を見て頂ければ分かりますが、中には150%の物もあります。これは他の航空券と違い、魔法の航空券で、距離(マイル)以上のマイルを獲得できるものです。お金がある方にお金が回ってくと同じように、お金がある方にマイルも回ってくるようですね。
国際線もマイレージチャートがあるので、ANA公式サイトをご覧ください。
具体的な例として
などがあります。こちらが100%の積算率の航空券で搭乗された時のマイル数です。
国際線は距離も長く、ビジネスクラスやファーストクラス等高級座席もあるので国内線と比べれば一気にマイルを貯める事が可能です。
ボーナスマイル
さらにボーナスマイルといったサービスもあり、こちらは通常の搭乗者には付与されないマイルとなります。
対象者は以下になります。
対象者
- ANA会員ステータスをお持ちの方
- ANAカードをお持ちの方
ANA会員ステータスとは、ANAの飛行機をより多く乗った方に付与される称号みたいな物で、こちらのANA会員のメンバーになるとサービスが格段に飛躍します。無料でラウンジに入れたり、専用のカウンターでチェックインできたりと、もうやりたい放題です。
今回は、あえてANA会員ステータスのボーナスマイルについては紹介致しませんが、以下の記事で詳しく説明しているので是非ご覧ください。
※メンテナンス中
そもそもボーナスマイルとは、ANA会員やANAカード所有者に向けての日頃の感謝としてフライトマイルにプラスされマイルが付与される仕組みとなっています。これはANAカード所有者であるならば、ANAカードで航空券を決済された場合に限るのでご注意ください。
計算式はフライトマイルの合計×ボーナスマイルとなります。
ANAカードをお持ちの方にもボーナスマイルが付与されます。
以下がANAカード別のボーナスマイルとなります。
このように年会費が高ければ高いほどボーナスマイルも高くなるのでお金に余裕がある方は、他にも特典が沢山あるのでゴールドカード辺りをお申込みする事をオススメ致します。
ANAには、様々なシステムがあり非常に分かりづらいです。しかし航空会社はANAだけではありませんよね。他の航空会社に搭乗してもANAマイルを貯める事ができます。
提携航空会社
ANA含め世界中の航空会社は、航空会社同士で手を組み派閥を作っています。これをアライアンスといい、今現在大きなアライアンスは3つあります。
それが
ANAはスターアライアンスに加盟しており、スターアライアンスに加盟している航空会社に搭乗すればANAマイルを貯める事ができます。もちろん搭乗する航空会社のマイルを貯める事ができるので、還元率が高い方のマイルを貯めるのが良いのですがANAマイルにまとめると特典航空券に交換しやすくなるので、まずはANAマイルだけでも十分だと思います。
しかし提携航空会社の場合、ANAカードをお持ちの方は、優先搭乗やボーナスマイルの特典が受けれないのでご注意ください。
ANAマイル 登録方法
ANAマイルは予約時、搭乗時、搭乗後に登録する事ができます。後で貯め忘れた場合でもANAはしっかり対応して頂けるのでご安心ください。
予約時ではANA 公式サイトの場合に限りますが、ANA mileage clubにログインした状態で航空券を購入すれば自動でマイルが貯まります。
旅行代理店、その他の予約サイトでご購入の場合は搭乗時に登録する形になります。カウンターでチェックインする時にANA mileage club Card またはANAカードを提示すれば大丈夫です。
搭乗後の登録は、事後登録といいANA公式サイトで登録する事ができます。
最後に
ANAのフライトマイルは、初心者の方にはオススメできない貯め方ではありますが飛行機に乗る機会がある方は必ず貯めた方が良いポイントシステムです。少々複雑ではありますが、それに見合ったリターンはあるので、一緒にマイルを貯めましょう!
正直、ここまで説明致しましたが私は運賃別積算率とか覚えていません!
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